Anacondaを使う

Anaconda はデータサイエンス向けの環境を提供するプラットフォームです。科学技術計算などを中心とした、多くのモジュールやツールのコンパイル済みバイナリファイルを提供しており、簡単にPythonを利用する環境を構築できます。

https://www.python.jp/install/anaconda/index.html

Anaconda Promptで「conda init」をして、プロンプト画面を再起動。
これでwinのコマンドプロンプトなどでcondaの命令を使うことができるようになる。
コマンドプロンプトなどで「conda info」と入力してバージョンの情報などが表示されたらこの設定はできている。

上記設定を行うと、PowerShellを起動した時にエラーが表示されるようになる。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force

これをPowerShellで一度実行するとエラーは表示されなくなる。内容はいったん置いておきます。


condaはAnaconda内の仮想環境を管理する。

conda activate

これを実行することで、仮想環境が有効になる(Pythonが使えるようになる)
実行すると行の頭に(base)と表示される。これがconda環境が有効になっているという印。

condaでは複数のPythonを切り替えることができる。(base)というのはデフォルトの環境が立ち上がっているということ。
conda環境を起動している状態(行頭に(base)が表示されている状態)でpythonと入力するとpythonが起動する。

conda環境の中にはrubyやcurlのコマンドも用意されている。
おそらくcondaという仮想環境が仮想的に動かして見せているものなので、本物のrubyとかcurlを使いたい場合はcondaを停止させておくように注意が必要。

pythonの終了はCtrl+Z


別のバージョンのpythonを入れる

conda create -n tf python=3.6

これはtfという名前で、python3.6環境を作っている。
起動するときはcondaコマンドで

conda activate tf

環境一覧を確認する時

conda info -e


仮想環境に導入されているパッケージを確認する

conda list

condaはパッケージ管理もできる。

conda install パッケージ名

パッケージ名がわかっている場合はこのようにパッケージをインストールすることができるし、検索もできる。

conda search パッケージ名の一部など

condaを終了させる場合

conda deactivate

注意点
パッケージ管理ツールとしてpipも同じような機能があるけれど、pipよりもまずはcondaでパッケージを探すように。
tensorFlow-gpuはpipでは見つかったけどcondaでは見つからなかった。

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